
☆ 店長コメント ☆
コーヒーチェリーの果肉感を感じることのできるフルーティなコーヒーです。
あんずやもも、リンゴの様な丸い酸質を持っています。
余韻には自然な甘さを感じることのできる良質なコーヒーです。ぜひお試しください♪
ボリビアコーヒー生産地は南ユンガス(タケシ)北ユンガス(カラナビ、コロイコ)に分けられます。もともとボリビアではアルティプラーノと呼ばれる、ラパス近郊の高原地帯がスペイン人入植者によって開拓されました。そこは金、銀、すずなどの鉱山資源は豊富にありましたが、4000mに近い冷涼で過酷な環境は農業には適しませんでした。そこでアルティプラーノの住民たちは、肥沃で気温も穏やかで過ごしやすいユンガス地域に「降りて」きました。先にコーヒー生産が栄えたのはタケシなど、ラパスに近い場所でしたが、よりコーヒーに適したコロイコやカラナビに産業が移ってきました。 そしてカラナビはボリビアコーヒーの首都と呼ばれ、同国コーヒーの一大集散地となりました。アセンシオ・ティコナ氏の農園はこのカラナビを取り巻く山の中腹にあります。チェリーは真っ赤な実だけを丁寧にセレクトピッキングし、農園の中の小さなウエットミルで生産処理され、サスペンディド・パティオ(棚)にて天日乾燥させます。特別な化学肥料などは与えず、雑草も手作業で刈り取っていますが、深く緑に輝く葉を見ると、その土地の肥沃さがよくわかります。カップはリンゴのようなアシディティがはじけ、チョコレートのような甘さと、クリーミーな質感を 併せ持ちます。 最高に心地よいスペシャルティコーヒーです。