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1杯のコーヒーに海の向こうの農園を感じてみてください♪
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フルーティ,明るく爽やか

チェリー,アプリコット,キャラメル,
ブラウンシュガー,ラウンド

農園主カミーロ・メリサルデ氏の講演を直接聞く機会をいただきました。色々な品種を区画分けして栽培したり、コロンビア国内に留まらずブラジルやコスタリカ、アメリカにも農園を作るなど、コーヒーに関する実験的な取り組みを行っていて、どのお話もそれぞれとても興味深かったです。
以前に使っていた縁もあり、今回8年ぶりにサントゥアリオ農園の豆を入荷しました!


コロンビア
サントゥアリオ農園 ブルボン
※こちらの商品は
販売終了しております

 

@国・地域 コロンビア共和国 カウカ県 ポパヤン
A農園 サントゥアリオ農園
B農園主 カミーロ・メリサルデ
C標高 1,850m〜2,100m
D精選 フリーウォッシュド
E品種 ブルボン
●古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーを目指して
 コロンビアのカウカ県の県都ポパヤン。ポパヤンは山岳地帯が多く、日照・降水量・標高・土壌などの好条件がそろっている、コーヒーの特産地です。このサントゥアリオ農園はポパヤン高原にあり、南東にはプラケ火山(標高4,646m)を望んでいます。
 農園主カミーロ・メリサルデ氏は、古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーを復活させたいという思いから、1999年にコーヒー農園を作りました。この土地はもともと放牧地で、土壌や生態系の保護、地域社会への貢献などに配慮し、完全にサスティナブル(持続可能)な条件のもと、一から設計された農園です。


●コロンビア・マイルドの歴史
 コロンビアのウォッシュドコーヒーは、従来高い評価を受けていました。ニューヨーク取引市場で使われている、コーヒーを分類する用語に「コロンビア・マイルド」という言葉があるのですが、これも元は、大粒で色形も美しく風味も優れたコロンビアコーヒーの特徴から取られたものです。
 しかしながら、1970年代に「さび病」と呼ばれる病気が中南米のコーヒーを襲いました。カビの一種による伝染病で、感染するとコーヒーの木の葉が赤サビのような色になり、最後には木そのものが枯れてしまう恐ろしい病気です。そのカビ菌は葉から葉へ、木から木へと広がり、農園全体、また地域全体へと大きな被害をもたらしました。
 風味はよいが病気に弱い従来の「アラビカ種」。風味は劣るが病気に強い「ロブスタ種」。この二つを掛け合わせた交配種を導入することにより、コロンビアのコーヒー栽培は命を取りとめました。しかし、以前のアラビカ種コーヒーと新しい交配種では多少なりとも風味が異なるため、「コロンビア・マイルドコーヒーはもはや失われてしまった」と評価する人もいるようです。
 今回入荷したコーヒーは、アラビカ種の中でも特に原種に近い「ブルボン種」100%のコーヒーです。「古き良き時代のコロンビアマイルドコーヒーを復活させたい」という強い思いのもと、丹精込めて作られました。


●持続可能(サスティナブル)なコーヒー作り
 サントゥアリオ農園では、開設当初から「志向のコロンビアマイルド」を目指し、苗木の播種から収穫、精選に至るまで非常にクオリティーの高い作業マニュアルを作り上げています。農園は標高1,850m〜2,100mの丘陵地にあり、敷地面積は260ha、このうち約188haにコーヒーが栽培されています。農園の内外には豊かな森林が広がり、野生動物たちの棲みかとなっています。農園内は小さな区画に分けて整備されており、作業の記録や管理もしっかりと行われています。
 土壌管理も徹底しており、有機肥料のみを与え、標高が高いため害虫は少なく、農薬散布もできうる限り最小限です。シェードツリーにはマメ科の植物を植えています。1999年の農園開設時よりコーヒーとともに薬草や果樹を植え、養蜂やエコツーリズムを行い、環境に優しい持続可能な農園づくりに取り組んできました。
 また、農園の従業員や地域社会への貢献も積極的に行っています。これらの取り組みにより周辺の自然環境が守られ、そこで働く人々の健康な生活が約束され、将来にわたって高品質のコーヒーがもたらされることでしょう。
↑農園主カミーロ・メリサルデ氏 ↑ブルボン種の苗木
↑コーヒーの木とシェードツリー



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